コロナ禍で生活が大きく変わり、外出するのも躊躇してしまうことがあると思います。心臓病がある人は、感染症にも気を付けなければなりません。「自宅(在宅)で稼げる仕事があれば……」こんな悩みを持った方はいませんか?
今回は、自宅(在宅)で稼げる仕事を5つにまとめて解説していきます。もちろんそれぞれの仕事にはメリットデメリットがあります。どんな人が向いているか、向いていないかなど、実際に自宅で副業としてお金を稼いでいる私がわかりやすく解説します。
本記事で紹介するのは、主に副業やフリーランス向けの仕事です。会社員として在宅勤務(リモートワーク)で働きたい方は、こちらの記事「リモートワークができる職種とは?未経験から転職する方法も解説」がおすすめです。
【目次】
自宅(在宅)で稼げる仕事はあるの?
おすすめする5つの仕事の理由として、資格は必ずしも必要ではない所です。しかし、専門的な知識を持っているとより続けやすいですし、自分の努力次第で大きく稼ぐことができます。
おすすめの自宅(在宅)で稼げる仕事①ブログ、アフィリエイト
ブログ・アフィリエイトをおすすめする理由はパソコンがあれば、どこでも仕事ができるからです。また初期コストが少ない点も特徴です。
ブログでの収入源は主にGoogleアドセンスによる広告をブログに貼り付け、その広告を見たユーザーがクリックをすることで得られる広告収入と、ブログに商品等を紹介して、そこから商品を買ってもらえることで報酬を得るアフィリエイト収入があります。
はじめは、ブログ自体を見てくれる人が少なく収益化するためには時間がかかりますが、定期的にブログ記事を更新したり、編集したりすることで徐々に収益を増やせます。月に数千円から数万円くらいが目安で、軌道に乗れば、今働いている月収以上を稼ぐ事もできます。
おすすめの自宅(在宅)で稼げる仕事②せどり
せどりとは、インターネットなどで格安に売られている商品を仕入れて、ECサイトやフリマアプリサイトなどで商品を販売し、売れた差額で利益を得ることです。せどりは、現在社会問題になっている転売のように、商品を買い占めて、本来買いたいユーザーが買えなくなってしまうものとは違い、必要とされている人に買いやすいように販売することが目的です。
古物商許可証が必要になりますが、警察署で19,000円の手数料を支払うことで取得することができ、例外を除きほとんどの方が取得できます。それ以外の資格は必要ありませんし、パソコン1台で誰でも行えます。
どこで安く仕入れて、何が売れるかをしっかり把握する必要があり、時期によっても売れる商品、売れない商品が出てきます。常に市場を把握しなければなりませんが、月収1〜5万円は手堅く得ることが可能です。
おすすめの自宅(在宅)で稼げる仕事③YouTuber
YouTuberとは、YouTubeで動画を投稿し、視聴者が広告を一定の秒数以上視聴したり、クリックすることで投稿側にもYouTube側から広告料が支払われます。単価は広告の種類にもよりますが、1再生あたり0.1〜0.5円と言われています。再生回数が増えてくると、月収10万円以上稼ぐ事も難しくありません。
ただし、収益化をするためには、チャンネル登録者数を1,000人以上、公開動画の総再生時間が4,000時間以上必要で、この壁が非常に難しいとされています。収益化をするためには6カ月から1年以上かかるともされており、継続的な動画投稿も必要になります。
専門的な知識やスキルなど、視聴者が有益と思えるような情報を発信し続けることが大事になってきます。
おすすめの自宅(在宅)で稼げる仕事④Webライター
Webライターとは、インターネット上のサイトに記事を書く仕事のことです。新聞や雑誌などに記事を書く方がいますが、それをインターネット上で書く人をWebライターといいます。書くことが好き、コツコツ継続できる方にとてもおすすめです。
ある程度の知識や書き方を覚えてしまえば、誰でもWebライターとして働くことができます。単価としては未経験者だと1文字あたり、約0.5円〜依頼を受けることができ、経験を積むことで単価を上げることができます。
はじめは、クラウドソーシングサイト等で登録し、自分が出来そうなジャンルから依頼を受けると良いでしょう。記事には納期期限があり、納期に間に合うよう計画的に記事を書いていきましょう。
おすすめの自宅(在宅)で稼げる仕事⑤ハンドメイド販売
ハンドメイド販売とは、手作りしたオリジナル作品を販売することで、カバンや財布、スマートフォンケースなど、ジャンルは様々あります。オリジナルのぬいぐるみや、ちょっとしたアクセサリーを作る方もいます。
物を作ったりすることが好きな方がおすすめです。手作りが好きというユーザーは一定数おり、フリマアプリやハンドメイド販売サイトで販売する方やホームページを作成してそこから販売する方もいます。
自分が作った商品が売れるのは、また違った嬉しさがありますし、何より長く続けることができます。固定客が増えてくれば月に1〜5万円程稼ぐことも難しくありません。
在宅ワークのメリット
在宅ワークのメリットは大きく4つあります。それぞれをわかりやすく解説します。
時間や場所に縛られない
在宅ワークの最大のメリットは時間や場所に縛られないことです。働きたいときに働けますし、先ほど紹介した仕事では、パソコンや道具があれば、自宅のどの場所でも作業することができます。
納期がある仕事もありますが、「朝早く起きて1時間だけ」「いつもよりちょっと夜更かしして作業を」そんなことも在宅ワークでは可能です。
人間関係に悩まなくていい
仕事をやめてしまう理由として多いのが人間関係です。パワハラをする上司、陰でこそこそ自分の悪口を言う同僚など、在宅ワークでは人間関係上のトラブルが起こりにくく、ストレスなく自分の好きなことができるのが、在宅ワークの魅力でもあります。
感染症のリスクを減らせる
今もなお新型コロナウイルスの脅威はとまりません、多くの方が軽症で済むものの、心臓病など、基礎疾患がある方は重症化する恐れがあります。新型コロナウイルスで罹患する方は人との接触があるからこそ罹ってしまいます。
在宅ワークでは、家で作業することができるので、人との接触も最小限で抑えることができます。感染症を心配する方にも在宅ワークは非常におすすめです。
子育てや介護の両立がしやすい
子どもを育てながら仕事をしていると、幼稚園や保育園から連絡があり、仕事を早退して迎えにいくことがよくあると思います。親の介護などがあると、フルタイムで働けない方もいます。
在宅ワークでは働きたいときに働けるので、子育てや介護をしている人にもおすすめです。「仕事を毎回早退して会社に申し訳ない……」といった心配もありません。
在宅ワークのデメリット
在宅ワークのデメリットを大きく4つに分けて解説します。
人との関わりが極端に少なくなる
在宅ワークは人間関係に悩まなくていいのですが、逆に言えば孤独との戦いです。何かあっても近くに相談できる上司がいるわけでもなく、一緒に協力する仲間もいません。トラブルが発生した場合は自分で調べて解決する必要があります。
導入コストがかかる場合がある
在宅ワークでは、初期費用をほとんど無くはじめられますが、状況によってはパソコンを新しく購入したり、周辺機器を購入する必要があります。ブログ・アフィリエイトでは、無料でもはじめられますが、クオリティの高いサイトを作りたいと考えた場合は、有料コンテンツを購入してカスタマイズする必要があります。
せどりでは、一度商品を購入する必要があり手元にお金がないといけません。
YouTuberでは、凝った編集をする場合は有料の動画編集ソフトを購入する場合があります。よって、完全に0円から始めるのは難しいでしょう。
いきなり大きな金額を稼ぐのは難しい
今回紹介した在宅ワークのほとんどが、コツコツ継続した積み上げで大きな収益を得ることができます。いきなり何十万円を稼ぐというのはとても難しいです。最初の利益は1,000円、2,000円くらいで、経験を積み重ねることでやっと大きな金額を稼げるようになります。
仕事とプライベートの切り替えが難しい
在宅ワークをしていると、様々な誘惑があります。「ちょっとテレビをみちゃおう……」「少しお昼寝をしたら……」なんてことが在宅ワークでは自由にできます。子育てや介護をしながら仕事をしていると、切り替えることが難しい場合があります。
在宅ワークに向いている人
何より在宅ワークに向いている人はデメリットをメリットと考えられる方ですが、詳しい内容を4つにまとめました。
コツコツ継続して続けられる人
在宅ワークで稼ぐためには、なんといっても継続です。大きな金額を稼げる日もあれば、思ったよりも少ない金額しか稼げない日もあります。何度も失敗を繰り返し、継続できるかが在宅ワークで重要になります。
失敗から学び修正できる
今回紹介した、在宅ワークの仕事ではインターネットを活用しています。自分のコンテンツを利用してくれる方からは、心無いコメントや、批判的な意見をもらうことがあります。状況によっては全てを修正しなくてはいけない場合もでてくるでしょう。
そんな時に落ち込むだけでなく「次はこうしよう!」と、失敗を次の成功へ修正できる人が在宅ワークに向いています。
仕事とプライベートの切り替えができる
デメリットで紹介した「仕事とプライベートの切り替えが難しい」と紹介しましたが逆に切り替えができる人は在宅ワークに向いていると言えます。様々な誘惑が在宅ワークにありますが、在宅でも「仕事は仕事」と分けられるかが、重要になります。
1人で黙々と作業ができる
こちらもデメリットで紹介した「人との関わりが極端に少なくなる」が逆にプラスに考えられる人には在宅ワークが向いています。誰にも干渉されず、好きな時に好きなだけ働ける在宅ワークは非常に魅力的だと言えます。
心臓病患者でも在宅ワークは可能か
心臓病患者にとって在宅ワークは最適解のひとつ。
仕事をする上で、体調の変化が激しいのも心臓病患者にとってはネックになります。昨日とても元気だったのに、今日は調子が悪く仕事を休む必要があるなんてことも少なくありません。
在宅ワークでは、好きな場所で、好きな時に働くことができます。人との接触も少なくなるため、感染症などのリスクも下げることができます。心臓病患者にとって在宅ワークはむしろ最適解のひとつといえます。
まとめ
自宅(在宅)で稼げる仕事はあります。副業として隙間時間に行っても月収5万円くらいなら十分に稼げます。やり方次第では本業よりも稼げるかもしれません。どんな場所でも、ちょっとした隙間時間にできるのが自宅でできる仕事の魅力です。
自分に合った働き方を見つけてみてはいかがでしょうか。
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