心臓病を持った子供の保育園の受け入れ先はある?心臓病の子供を持つライターが解説

心臓病の子供を持った家族の心配の1つとして、保育園や幼稚園の受け入れ先があるかだと思います。

実際私の子供も先天性の心臓病を持っていますが、自治体等で調べて、受け入れ先があると知りました。どんな受け入れ先があるか解説していきます。

【目次】

心臓病を持った子供の受け入れ先はあるの?

心臓病を持った子供の受け入れ先は複数あります。

児童発達支援

児童発達支援とは、障害のある子どもに対して、児童発達支援センターなどにおいて、日常生活の基本的な動作(食事や、着替え、排泄など)の指導や、考えたり表現したりすることができるようになるためのサポート集団生活への適応訓練などを提供する支援制度です。

身体障害や知的障害、発達障害、精神障害をもった児童がサービスの対象となります。また障害者手帳を所有していなくても、医師や児童相談所などから認められた子供は利用可能です。

保育園と同様に保育士が在籍しており、また事業所によっては作業療法士や言語聴覚士、専門的な研修を受けた指導員も在籍しているので安心です。

参考:児童発達支援ガイドライン

病児保育

病児保育は、児童が発熱などの急な病気になり、集団保育が難しく保護者が自宅で看護できない場合に、子供の受け皿になる施設です。病院や保育所などで病気の児童を一時的に保育し、保育中に体調不良となった児童への緊急対応等を行うことで、安心して子育てができる環境を整備することを目的としています。

病児保育は病院や診療所で開設されていることが多いため、体調を崩している子供も安心して預けられます。しかし、住んでいる市町村の子供のみが利用できる、感染症を発症していると利用できないなどの制限があるため、利用を検討するときには注意が必要です。

参考:病児・病後児保育について

保育園

心臓病の子供の受け入れをしている保育園もあります。しかし保育園に看護師が配置されることが必須条件ではないため、何かあった場合、医学的な対応をしてもらうのは難しいでしょう。

また発達の状態によって受け入れてもらえない可能性もあります。保育園側と主治医、それぞれと話し合い、保育園を利用可能かについて確認しましょう。

保育園(受け入れ先)の探し方

窓口

心臓病の子供に適した保育園の探し方について解説します。

自治体に相談する

自治体に相談すると、同じように心臓病を持った子がどこで受け入れてもらえているかを教えてもらえる場合があります。また、保育園の特徴や方針を教えてくれたり、直接紹介をしてくれたりすることもあります。

実際に利用している人に相談する

保育園は入ってみないとわからないことも多いので、実際にその保育園を利用している人がいれば、生の声を聞けます。知人に聞いたりSNSを活用したりして情報を集めることも可能です。

しかし、主観的な情報になるため、もらった情報は参考程度で考えましょう。

実際に見学する

実際に保育園を見学することも大切です。見学をするときには次の4つのポイントを重視してください。

心臓病に理解があるか

保育園での看護師の配置は必須条件ではありません。心臓病がある子供の場合、万が一のことを考えて、看護師が配置されている事業所を選ぶことをおすすめします。面談で詳しく質問をしたり、過去の受け入れ実績を聞いたりして、安心して預けられるかどうか確認してみましょう。

保育園の理念や方針

理念や方針も重要です。理念や方針に共感できるか、そして実際にその通りに行われているか、どんな行事を行っているかなどを確認しましょう。特にその上で、心臓病をもつ子供自身が、その保育園に合っているか考える必要があります。

保育園の衛生管理

保育園に通う以上、感染症のリスクは高くなってしまいます。心臓病の子供は感染症には気を付けなくてはいけないため、常に保育園が衛生的に保たれているかなど実際に目で見て確認しましょう。

職員の雰囲気、受け答えが良いか

職員に笑顔があるか、質問などに対して受け答えがしっかりしているかなど確認をしましょう。元気が無かったり、あいまいな答えをする職員がいた場合、研修が不十分でしっかり運営できていない保育園の可能性があります。

児童発達支援を利用するためには

発達障害

児童発達支援を利用するためには身体障害者手帳、精神障害者手帳、療育手帳が必要になりますが、医師の診断書などで必要性が認められれば障害者手帳を所有していなくても利用できます。まずは、各自治体の福祉課や子供課などに問い合わせましょう。

調査や面談を受け、自治体から認められると、受給者証が取得でき、各事業所へ申込ができます。自治体からおすすめされる場合もありますし、自分で事業所を選ぶことも可能です。

心臓病の子供を持つ私の体験談

子供 教育

私の次女が大動脈弓離断複合という先天性の心臓病を持って生まれ、生後4日で手術を受けました。妻も育休中ではありますが、仕事復帰も考えている為、保育園に入らなければなりません。

我が家では、実際に自治体に相談したり、SNSなどで同じ病気を抱える親達と繋がり、どんな受け入れ先があるかを調べました。心臓病や発達の遅れなどを考えて児童発達支援や病児保育を利用する方が多いようですが、我が家はなかなか決めきれない状況です。

仕事復帰をする方もいれば、休みがちになってしまい「職場の方々に迷惑をかけてしまうのではないか」という不安から退職してしまう方も少なくないようです。夫婦でしっかり話し合い、決めることをおすすめします。

まとめ

心臓病を持った子供の保育園の受け入れ先はあるが、子供の発達に合わせて選ぶ必要があります。自分の子供が今後どうなってしまうのか不安でいっぱいだと思いますが、この記事をみて少しでも力になれたらと思います。

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保育士、介護福祉士、柔道整復師所持。現在障害児・者の通所施設で勤務。娘が大動脈弓離断複合という心臓の病気を持って生まれ、家族みんなで協力して子育てを頑張っています。写真は愛娘です。趣味は、貯蓄と子供と戯れること