NPO法人ハートキッズジャパン ホームモニタリングプログラムを開始!

公開日 2025年2月14日 最終更新日 2025年2月14日

安心できる未来を目指すNPO法人 ハートキッズ・ジャパンは、単心室症の子どもを助けるプログラム『ホームモニタリングプログラム』を、開始しました。

プログラムの概要について、解説します。

ハートキッズ・ジャパンについてはこちらの記事で紹介しています。

ホームモニタリングプログラムとは

単心室症を持って生まれた場合、複数回の段階的な手術が必要となります。

ホームモニタリングプログラムとは、単心室症への最初の手術を完了した患者を対象としたプログラムです。

このホームモニタリングプログラムを取り入れたことで、初回の手術と二回目の手術間の救命率が、40%上昇したとのデータが出ています。

単心室症の手術を受けると、家族はミルクの摂取量や酸素飽和度など、いくつかの数値を管理することが義務付けられます。

ホームモニタリングプログラムでは、これらの情報を専用のアプリに記録できる体制を提供いたします。また、医療連携の申し込みをホームモニタリングアプリから行うと、NPO法人ハートキッズ・ジャパンが医療機関へのホームモニタリング導入をサポートし、ご利用者と医療機関が連携できるようにします

さらに、ホームモニタリングに必要となる医療デバイス(乳児用精密体重計・乳児用パルスオキシメーター)の無料貸し出しも実施しています。

ホームモニタリングアプリとホームモニタリング医療デバイスの無料貸し出しについては、こちらからお申し込みください。

ハートキッズ・ジャパンでは、ホームモニタリングプログラム以外にも、さまざまな活動を通して、心臓病を持つ子どもとその家族へのサポートを行なっています。

今後も活動を続けていくため、支援のご協力をいただけましたら幸いです!

【支援の方法】

  • ボランティア活動
  • 寄付→寄付先はこちら
  • 会員として活動に参加

記事中の画像は、ハートキッズ・ジャパン公式サイトから引用しています。

編集者。大学卒業直前に心室細動を起こし、AEDによる救命を経験。現在はS-ICDを挿入している。障害者雇用専門の転職エージェントを経験し、ライター、編集者として独立。やたらと甘いものを食べている。(Twitter:@hayawo_)